【完全版】サイドレイズのやり方と効果|正しいフォーム・回数・注意点をトレーナーが徹底解説
サイドレイズは、理想的な肩のラインを作る上で欠かせないトレーニングです。
しかし、「正しいフォームでできているか不安」
「続けているのに肩に効かない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
自己流のまま続けてしまうと、肩ではなく首や腕に効いてしまい、ケガにつながる恐れもあります。
この記事では、プロのトレーナーが正しいフォームから効果を高めるコツ、最適な回数・注意点までを詳しく解説します。
正しいサイドレイズを身につければ、三角筋を効率的に鍛え、美しい肩のシルエットを手に入れることができるでしょう。
目次
- 肩に効かない人必見、サイドレイズのやり方【効果を最大化するポイントをプロが解説】
- 具体的なフォームと動作
- 効果を最大化する「追い込みテクニック」
- STEP 01
- STEP 02
- STEP 03
- サイドレイズとは?基礎知識
- サイドレイズの基本概要
- 鍛えられる部位・効果
- 他トレーニングとの違い
- サイドレイズはこんな人におすすめ!
- 初心者におすすめのケース
- 中級者におすすめのケース
- 上級者におすすめのケース
- 特定の目的別(ダイエット、姿勢改善、スポーツパフォーマンス向上)
- サイドレイズの効果とメリット
- 筋力アップ効果
- ダイエット・脂肪燃焼効果
- 姿勢改善・体調改善効果
- 日常生活やスポーツパフォーマンスへの影響
- サイドレイズの頻度・回数・セット数
- 初心者におすすめの頻度・回数
- 中上級者向けのプログラム例
- 他のトレーニングと組み合わせる場合
- サイドレイズのバリエーション(応用編)
- 初心者向け:負荷を軽くするやり方
- 中級者向け:負荷を追加する方法
- 上級者向け:強度を上げるやり方
- サイドレイズを取り入れた実践メニュー
- 自宅でできるメニュー
- ジムでの実践例
- 目的別メニュー(ダイエット/筋肥大/健康維持)
- 安全に行うための注意点
- ケガ予防のための準備運動・ストレッチ
- 正しい姿勢と環境づくり
- 自分の体調に合わせた調整法
- 道具や床環境の注意点
- サイドレイズのよくある疑問Q&A
- 毎日やっていい?
- 効果が出るまでどのくらいかかる?
- 1回にかかる時間の目安は?
- まとめ:サイドレイズのやり方をマスターして効率よく効果を出そう
肩に効かない人必見、サイドレイズのやり方【効果を最大化するポイントをプロが解説】
具体的なフォームと動作

サイドレイズの基本は、三角筋に的確な刺激を与えるフォームを身につけることです。
- 足を肩幅に開いて立ち、膝を軽く曲げる
体を安定させることで、上半身のブレを防ぎます。 - ダンベルを体の横に自然に下ろして持つ
これがスタートポジションです。 - 肘を軽く曲げたまま、腕を真横に持ち上げる
肩の高さまで上げたら1秒ほど静止し、三角筋の収縮を感じましょう。 - ゆっくりとコントロールしながら下ろす
重力に逆らうように丁寧に戻すのがポイントです。
この一連の動作を正確に行うことで、三角筋にしっかり効かせられます。
効果を最大化する「追い込みテクニック」
サイドレイズの効果を高める鍵は、セット終盤の追い込みです。
疲れてくるとフォームが崩れやすいですが、ここで「正しいチーティング(反動の使い方)」を取り入れることで、三角筋への刺激を最後まで維持できます。
STEP 01

股関節から軽くお辞儀をするように体を前傾させる
STEP 02

上半身を起こす勢いでダンベルを持ち上げる
STEP 03

下ろすときは一瞬静止してコントロールを意識
この方法なら、肩をすくめずに動作を補助でき、負荷を逃がしません。
限界を超えた先にある“成長のゾーン”を感じましょう。
サイドレイズとは?基礎知識
サイドレイズの基本概要
サイドレイズとは、ダンベルを使って腕を体の横から持ち上げ、肩の外側(三角筋中部)を鍛えるトレーニングです。
単一の関節だけを動かす「アイソレーション種目」に分類され、三角筋をピンポイントで刺激できます。
この種目は、肩幅を広く見せる効果が高く、逆三角形の体型づくりには欠かせません。
立って行う「スタンディング」だけでなく、座って行う「シーテッド」など、バリエーションも豊富です。
鍛えられる部位・効果
主に鍛えられるのは、三角筋の中部線維です。
発達すると肩の丸みが強調され、Tシャツ姿も一段と引き締まって見えます。
さらに、肩周りの筋力が向上することで猫背・巻き肩の改善にもつながります。
見た目の変化だけでなく、姿勢改善・基礎代謝アップといった健康効果も期待できるトレーニングです。
他トレーニングとの違い
サイドレイズは、肩の「横への広がり」を作ることに特化した種目である点が、他の肩トレーニングとの明確な違いです。
例えば、頭上へ重りを持ち上げる「ショルダープレス」が肩全体を鍛える複合関節運動であるのに対し、サイドレイズは肩関節だけを動かす単関節運動で、横方向の広がりを作ることに特化しています。
たくましい肩を作るには、ショルダープレスで土台を作り、サイドレイズで形を整えるといった、目的別の使い分けが重要になります。
サイドレイズはこんな人におすすめ!
| レベル | おすすめ理由 |
|---|---|
| 初心者 | 軽い重量でも効果的。正しいフォームの練習に最適 |
| 中級者 | 肩の成長が停滞したときに刺激を変えるのに有効 |
| 上級者 | 三角筋を仕上げ、立体的な肩をつくる仕上げ種目 |
初心者におすすめのケース
筋トレを始めたばかりの初心者や、たくましい肩を目指す男性、引き締まった腕周りを手に入れたい女性にサイドレイズは最適です。その理由は、軽い重量からでも安全に始めることができ、肩の筋肉を使う感覚を養いやすいからです。
最初はダンベルがなくても、水を入れたペットボトルで代用できます。大切なのは重量ではなく、正しいフォームを習得すること。週に1〜2回、トレーニングメニューに取り入れることで、肩のラインに変化が現れ始めます。
まずは基本のフォームをマスターし、トレーニングの土台を築く第一歩としてサイドレイズを活用しましょう。
中級者におすすめのケース
トレーニングに慣れてきたものの、最近肩の成長が停滞していると感じる中級者にこそ、サイドレイズはおすすめです。ショルダープレスなどの基本種目だけでは、三角筋中部への刺激がマンネリ化しがちだからです。
そこでサイドレイズを追加することで、これまでとは違う角度から強い刺激を与え、新たな筋肥大を促すことができます。例えば、メインのプレス系種目の後に、サイドレイズで徹底的に追い込むプログラムは非常に効果的です。
重量や回数、セットの組み方を工夫し、停滞期を打破するための起爆剤としてサイドレイズを取り入れてみてください。
上級者におすすめのケース
逆三角形のシルエットを完璧にしたい、あるいはボディコンテスト出場を目指すような上級者にとって、サイドレイズは必須種目です。なぜなら、競技レベルでは肩のわずかな形の差が全体の評価を大きく左右するため、三角筋中部を徹底的に鍛え上げる必要があるからです。
上級者は、基本的なやり方に加え、ケーブルやインクラインベンチを使ったバリエーションを駆使し、あらゆる角度から刺激を入れ分けます。
また、チーティングを戦略的に用いて限界まで追い込み、筋肉の成長を最大化するテクニックも重要です。
理想の身体を彫刻のように作り上げるための、最後の仕上げとして欠かせないトレーニングです。
特定の目的別(ダイエット、姿勢改善、スポーツパフォーマンス向上)
サイドレイズは、ダイエット・姿勢改善・競技力アップといった目的にも対応可能です。
スポーツにおいては、野球の投球や水泳のストロークなど、腕を力強く振る動作のパワーと安定性が向上します。
自身の目的に合わせてサイドレイズをメニューに組み込むことで、トレーニング効果をより一層高めることができるのです。
サイドレイズの効果とメリット
筋力アップ効果
サイドレイズは、肩の横幅を作る「三角筋中部」をピンポイントで強化し、筋力を向上させる効果が非常に高いです。これは、肩関節だけを動かすアイソレーション種目であるため、他の筋肉の関与が少なく、負荷が三角筋中部に集中しやすいからです。
例えば、この部分を鍛えることで、重い荷物を持ち上げたり、腕を横に開いたりする動作が楽になります。結果として、見た目の変化だけでなく、日常生活における肩の機能性も向上させることが可能です。
逆三角形の体型を目指す上で、肩の筋力アップと美しいアウトライン形成に直接貢献するトレーニングと言えるでしょう。
ダイエット・脂肪燃焼効果
サイドレイズ自体が直接的に多くのカロリーを消費するわけではありませんが、長期的に見てダイエットを強力にサポートする効果があります。なぜなら、トレーニングによって肩周りの筋肉量が増えると、基礎代謝が向上するからです。
基礎代謝とは、何もしなくても消費されるエネルギーのことで、これが高まると日常生活での消費カロリーが増え、太りにくく痩せやすい体質に変わっていきます。サイドレイズのような筋トレを継続し、有酸素運動と組み合わせることで、より効率的な脂肪燃焼が期待できます。
つまり、美しいボディラインを作りながら、ダイエットを促進する間接的な効果を持つトレーニングなのです。
姿勢改善・体調改善効果
サイドレイズは、美しい姿勢の維持と、それに伴う体調の改善に大きく貢献します。
現代人に多いデスクワークやスマートフォンの長時間利用は、巻き肩や猫背の原因となりますが、サイドレイズはこれを改善するのに有効です。三角筋や肩甲骨周りの筋肉が強化されることで、肩が自然と正しい位置に保たれやすくなるためです。その結果、肩こりや首の痛みの軽減にも繋がります。
正しいフォームで行うことで、見た目の印象が良くなるだけでなく、慢性的な不調の解消も期待できるのです。
健康的な身体作りを目指す上で、非常に価値のあるトレーニングと言えます。
日常生活やスポーツパフォーマンスへの影響
サイドレイズによって強化された肩の筋力と安定性は、日常生活やスポーツのパフォーマンスを著しく向上させます。肩関節は人体で最も可動域が広い反面、構造的に不安定なため、三角筋がその安定性を支える重要な役割を担っています。
これにより、棚の高い位置にある物を取ったり、重い荷物を持ち運んだりする日常動作がスムーズになります。
また、野球の投球やテニスのサーブ、水泳のストロークといった腕をダイナミックに使うスポーツでは、パワーとコントロールの向上に直結します。
日常生活の質を高め、競技力を向上させる上で、サイドレイズは非常に効果的なトレーニングです。
サイドレイズの頻度・回数・セット数
| レベル | 回数 | セット数 | 頻度 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 初心者 | 10〜15回 | 3セット | 週2回 | 軽めの重量でフォーム重視 |
| 中上級者 | 8〜12回 | 3〜4セット | 週2〜3回 | 重量・テンポ・角度を変化させる |
初心者におすすめの頻度・回数
筋トレ初心者がサイドレイズを行う場合、週に2回の頻度で、10〜15回が限界となる重量で3セット行うのがおすすめです。筋肉はトレーニング後に休息と栄養を与えることで成長するため、毎日の実施は避け、最低でも48時間の間隔を空けることが重要だからです。
例えば、月曜日に行ったら次は木曜日といったスケジュールが良いでしょう。また、初心者のうちは重い重量を扱うことよりも、正しいフォームを体に覚えさせることが最優先です。
15回程度できる軽めの重量で、三角筋に効いている感覚を確かめながら、丁寧に行うことを心がけてください。
中上級者向けのプログラム例
トレーニングに慣れた中上級者は、さらなる筋肥大を促すために強度を高める必要があります。頻度は週2〜3回とし、ボリュームを増やすことが効果的です。
例えば、高重量で6〜8回行う日と、中重量で15〜20回行う日を設けるなど、刺激に変化をつけるプログラムがおすすめです。
また、最後のセットで重量を段階的に下げながら限界まで追い込む「ドロップセット法」を取り入れると、短時間で強い刺激を与えることができます。
常に同じやり方を繰り返すのではなく、計画的にトレーニング内容を変化させ、筋肉の成長を促し続けることが停滞期を乗り越える鍵となります。
他のトレーニングと組み合わせる場合
サイドレイズは、「肩のトレーニング日」に組み込むのが最も効果的です。一般的には、ショルダープレスのように複数の関節を動かす複合関節運動(コンパウンド種目)で肩全体に高負荷をかけた後、サイドレイズのような単関節運動(アイソレーション種目)で特定の部位を追い込むのが効率的です。
例えば、ショルダープレスを3セット行った後に、サイドレイズを3〜4セット追加するプログラムが考えられます。また、胸・肩・三頭筋を鍛える「プッシュの日」に行うなど、分割法の中に組み込むことも有効です。
トレーニング全体の流れの中で、その日のメインターゲットを補強する役割として配置しましょう。
サイドレイズのバリエーション(応用編)
初心者向け:負荷を軽くするやり方
サイドレイズを始めたばかりでフォームが安定しない初心者は、無理せず負荷を軽くする方法から試しましょう。
最も手軽なのは、ダンベルの代わりに水を入れた500mlのペットボトルを使用することです。これでも十分に三角筋への刺激を感じることができます。
また、ベンチや椅子に座って行う「シーテッド・サイドレイズ」もおすすめです。座ることで下半身の反動(チーティング)が使いにくくなるため、純粋に肩の力だけで上げる意識がしやすくなり、正しいフォームの習得に繋がります。
まずは軽い負荷で、狙った筋肉に効かせる感覚を養うことを最優先にしてください。
中級者向け:負荷を追加する方法
扱う重量が伸び悩んできた中級者は、単純に重さを増やす以外の方法で負荷を追加してみましょう。効果的なのは、動作のテンポをコントロールすることです。
例えば、ダンベルを下ろす動作(ネガティブ動作)に3〜4秒かけてゆっくり行うと、筋肉への刺激が格段に高まります。
また、腕を肩の高さまで上げたトップポジションで2〜3秒間静止する「ピークコントラクション法」もおすすめです。
これにより、三角筋が最も収縮した状態を長く保つことができ、成長を促します。
重量だけに頼らず、動作の質を高めることで、新たな刺激を生み出し停滞期を打破しましょう。
上級者向け:強度を上げるやり方
さらなる高みを目指す上級者は、ダンベル以外の器具を活用してトレーニング強度を上げましょう。
特におすすめなのが、ケーブルマシンを使った「ケーブル・サイドレイズ」です。ケーブルは動作のどの局面でも一定の負荷がかかり続けるため、ダンベルでは負荷が抜けやすいスタート時やフィニッシュ時でも、三角筋に持続的な刺激を与えることができます。
また、インクラインベンチに横向きにもたれて行う「インクライン・サイドレイズ」も有効です。
このバリエーションは、より大きな可動域で動作を行えるため、筋肉に強いストレッチをかけることが可能になります。多角的な刺激で、肩のさらなる発達を狙いましょう。
サイドレイズを取り入れた実践メニュー
自宅でできるメニュー
自宅でサイドレイズを行う際は、ダンベルやペットボトルを用意し、他の自重トレーニングと組み合わせることで全身をバランス良く鍛えましょう。
例えば、「腕立て伏せ3セット → スクワット3セット → サイドレイズ3セット」というメニューが考えられます。このプログラムなら、胸、脚、肩という大きな筋肉群を効率的に刺激できます。
サイドレイズの重量は、10〜15回で限界がくる程度に設定し、フォームを最優先してください。
自宅でのトレーニングは集中力が途切れやすいですが、各種目間に1分程度の休憩を挟み、正しいフォームを意識することで、ジムに劣らない効果を得ることが可能です。
ジムでの実践例
ジムの設備を活用すれば、より本格的な肩のトレーニングプログラムを組むことができます。
肩を徹底的に鍛える日のメニュー例としては、「ショルダープレス(バーベル or ダンベル)4セット → サイドレイズ(ダンベル)3セット → ケーブル・サイドレイズ3セット → リアレイズ3セット」といった流れが効果的です。
最初に高重量を扱えるショルダープレスで全体的な筋力を向上させ、その後サイドレイズ系の種目で肩の側面、最後にリアレイズで後面を狙い撃ちします。
これにより、三角筋を前部・中部・後部と満遍なく鍛え上げ、立体的でたくましい肩を作り上げることが可能です。
目的別メニュー(ダイエット/筋肥大/健康維持)
サイドレイズは、目的によって回数やセット数の設定を変えることで、より効果を発揮します。
ダイエットや健康維持が目的であれば、15〜20回できる軽めの重量で3セット行い、心拍数を少し上げることを意識しましょう。
一方、筋肥大を目指す場合は、8〜12回で限界がくる高めの重量設定で、3〜4セット行うのが基本です。例えば、ダイエット目的なら他の種目と組み合わせてサーキット形式で行い、筋肥大が目的なら肩のトレーニングの日に集中して行うといった工夫が有効です。
自分のゴールに合わせてメニューを最適化することで、効率よく理想の身体に近づくことができます。
安全に行うための注意点
ケガ予防のための準備運動・ストレッチ
サイドレイズを安全に行うためには、トレーニング前の準備運動が不可欠です。特に肩関節は複雑な構造をしているため、ウォーミングアップを怠ると怪我のリスクが高まります。
トレーニング前には、腕を大きく回す「アームサークル」や、腕を胸の前でクロスさせるストレッチなどを5分程度行い、肩周りの筋肉の血流を良くしておきましょう。
また、トレーニング後には、使った筋肉をゆっくりと伸ばす静的ストレッチを行うことで、筋肉痛の軽減や柔軟性の向上が期待できます。
急に重い負荷をかけるのではなく、体を十分に温めてからトレーニングを始める習慣をつけましょう。
正しい姿勢と環境づくり
サイドレイズの効果を最大限に引き出し、安全に行うためには、正しい姿勢の維持と適切な環境が重要です。トレーニング中は常に体幹を意識し、腰が反ったり背中が丸まったりしないように注意してください。
特に、重い重量を扱う際はフォームが崩れやすいため、鏡で自分の姿勢を確認しながら行うのが理想的です。
また、周囲に人や物がないかを確認し、腕を広げてもぶつからない十分なスペースを確保しましょう。
足元が滑りにくい安定した床でトレーニングを行うことも、転倒などの事故を防ぐ上で大切です。
安全な環境を整えることが、集中してトレーニングに取り組むための第一歩です。
自分の体調に合わせた調整法
トレーニングは、その日の“`html
トレーニングは、その日の体調に合わせて重量や回数を柔軟に調整することが大切です。疲労が溜まっていたり、睡眠不足だったりする場合は、無理をせず軽めの負荷でフォーム確認を行うのが賢明です。
特に肩や肘に痛みや違和感がある場合は、サイドレイズを中止し、安静にすることを優先してください。痛みを我慢して続けると、筋肉や関節の損傷につながる危険があります。
トレーニングは「継続すること」が最も重要であり、そのためには体を守る判断も必要です。
道具や床環境の注意点
自宅でサイドレイズを行う際は、使用する道具や床環境の安全性も必ず確認しましょう。ダンベルの緩みや破損がないか、床が滑りやすくないかをチェックします。
特に可変式ダンベルを使用する場合は、毎回プレートの固定を確認してください。
また、フローリングの上で行う場合は、滑り止め効果のあるトレーニングマットを敷くことで安全性が向上します。
マットは床の保護にもなり、ダンベルを置く際の音や衝撃を吸収してくれるため、集合住宅などでも安心してトレーニングが可能です。
サイドレイズのよくある疑問Q&A
毎日やっていい?
サイドレイズを毎日行うことは推奨されません。
筋肉はトレーニングによって損傷した筋線維が、休息と栄養によって修復・成長する「超回復」というサイクルを経て発達します。
この回復には通常48〜72時間が必要です。
そのため、肩のトレーニングは週2〜3回を目安に行い、しっかりと休養を取るようにしましょう。
トレーニングを休むことも「成長の一部」であることを忘れずに、メリハリをつけて継続することが大切です。
効果が出るまでどのくらいかかる?
サイドレイズの効果を実感できるまでの期間は個人差がありますが、一般的には2〜3ヶ月ほど継続すると見た目の変化が現れ始めます。
最初の1ヶ月は、神経系が発達してフォームが安定し、扱える重量が徐々に増える時期です。
その後、筋肉自体が太くなる「筋肥大」の段階に入り、肩の丸みや輪郭の変化が目に見えて現れてきます。
焦らず、フォームを崩さずにコツコツ継続することが成果への最短ルートです。
1回にかかる時間の目安は?
サイドレイズ1種目にかかる時間は、セット数や休憩時間を含めてもおよそ5〜7分程度です。
1セットあたり10〜15回の動作を30〜40秒かけて行い、セット間のインターバルを1分程度取ると、このくらいの時間になります。
ショルダープレスなど他の種目と組み合わせても、全体のトレーニング時間は20〜30分で十分に充実した内容にできます。
短時間でも集中して正確に行うことが、効果を高める最大のポイントです。
まとめ:サイドレイズのやり方をマスターして効率よく効果を出そう
本記事では、サイドレイズの正しいやり方から、効果を最大化するポイント、注意点までを詳しく解説しました。
サイドレイズは、肩の形を整えるうえで欠かせないトレーニングです。
軽い重量でも、正しいフォームと継続ができれば確実に成果が出ます。
もし「一人ではフォームが合っているか不安」「もっと効率的に結果を出したい」と感じたら、プロのトレーナーに相談してみましょう。
専門家の指導を受けることで、あなたの体に合った最適なフォームを習得し、最短で理想の体へと近づけます。
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